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愛馬観戦記 R4-55【イクイノックス 天皇賞・秋】

イクイノックス

※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています 。 

 

10月30日 東京11レース 天皇賞・秋 芝2000m 1着

10/30(日)東京11R 天皇賞(秋)(GⅠ)〔芝2,000m・15頭〕優勝[1人気]

まずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めます。

直線では外に進路を取って、大きくリードした2着馬を目標にグングンと差を詰めていくと、最後はしっかりと差し切って、初めてのGⅠ制覇を果たしています。



木村哲也調教師

「まずはこうしてGⅠを勝たせていただき、本当にありがとうございました。

馬体重はなるべく増やして送り出したいと考えていたので、当日も何とか減らないで欲しいと思っていたのですが、プラス4kgという数字を見て安心しました。

また、今日のイクイノックスの常歩を見ているとエネルギーが溜まっていて非常に良い雰囲気だと感じたものの、他の陣営もしっかりと仕上げてきていましたから、さすが天皇賞、そう簡単に勝たせてくれるようなレースでは無いと改めて思いました。

レースについてですが、まずはスタートしてからシャフリヤールが被せるように進路を取ってきたので、こちらは引く形となりましたし、そこで正直かなり苦しい展開になったものの、ルメールさんは落ち着いて冷静に対処してくれました。

前のパンサラッサとはかなりの差がありましたが、直線に入ってからの伸び脚は素晴らしく、この馬の成長を感じるような走りでしたね。

ルメール騎手のコメントは、

『道中はパンサラッサを見られていなかったので、直線へ向いた時にはかなりの差があってここから届くのかなと心配になりましたが、イクイノックスの反応は物凄く良くてラストに差し切ることが出来ました。春はアンラッキーが続いたものの、今回やっとこの馬の力を示せて非常に嬉しく思います。やはり素晴らしい馬だと改めて感じましたし、今日が初めてのGⅠ制覇となりましたが、これからも大きい舞台で勝てる馬ですから、また一緒にGⅠを獲りたいです』

とのことでした。

これだけの激闘でかなりダメージはあるでしょうから、トレセンへ戻ってよく馬体を確認させていただきますが、次走に関してはまたオーナーサイドや牧場サイドとよくお話してから決めさせていただきます」

(シルクホースクラブHPから転載。シルクホースクラブから許可を頂いています)

 

 

 

イクイノックスがやってくれました。

ダービー以来久しぶりの競馬になりましたが、パドックでは堂々としてた立ち振る舞いで断トツで良く見えました。

これなら好勝負は間違いないと思っていました。

レースではパンサラッサが大逃げで縦長の展開になりました。

直線を向いた時点でかなり差があり心配になりましたが、外に出してからの手応えがかなり良かったので届いてくれるはずと祈るように見ていました。

ゴール手前で測ったように差し切り、今年初の1番人気馬のG1制覇になりました。

 

イクイノックスはこれで5戦3勝2着2回という成績になりました。

少し前では考えられないキャリア5戦目での天皇賞制覇です。

まだまだ発展途上の馬でどんどん強くなると思いますし、これからどういった成績を残してくれるのか非常に楽しみです。

 

イクイノックス、お疲れ様でした!

 

※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています 。

 

  

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