ランドオブラヴ
※広尾サラブレッド俱楽部から画像の使用許可を頂いています 。
7月12日 函館4レース 3歳未勝利 芝1200m 1着
スタートで遅れを取り、前半は宥めるように中団馬群の一角。
直線で狭い内目を割るように脚を伸ばすと、ゴール前きっちりと抜け出して最先着。
待望の初勝利を飾っています。
「本当はもっと前目で流れに乗りたかったのですが、今日はスタートがもうひとつで馬群に入り込む格好に。前走も行きたがるところはありましたが、今日はそれ以上で前の馬に乗っかかるのではというぐらいでしたし、宥めるのに苦労しました。
それでも最後はいい脚を使ってきっちりと差し切ってくれましたよね。
正直なところ今日はうまく乗ることができず、馬の能力に助けられました」
（佐々木騎手）
「初勝利まで時間がかかってしまい、すみませんでした。自分が北海道入りしたのは先週からですので前走との比較はできませんが、馬自身の状態が良かったのは確か。
何とかその状態の良さを活かして勝ち切ることができてホッとしました」
（大江原助手）
「とにかく１つ勝てて良かったです。あの狭いところを割ってくるとは大したものですよね。
馬に能力があることは分かっていましたが、騎手も褒めてあげたいと思います。
まだまだ良くなる余地がある馬です」
（蛯名正調教師）
出負けして馬群の中に閉じ込められた時にはどうなるかと思いましたが、鞍上がリズムを乱すことはなく、慌てずにレースを運んで脚をしっかりと溜めてくれる形。
直線の狭いところを割ってくるという芸当は馬の力とジョッキーの手腕以外の何ものでもなく、見事な初勝利となりました。
なお、このあとは、「すべてはレース後の状態次第になりますが、滞在競馬が合っていることですし、連闘策も選択肢のひとつとして馬の様子を窺っていく」（師）予定となっています。
（ＨＴＣ）
（広尾サラブレッド俱楽部ＨＰから転載。広尾サラブレッド俱楽部から許可を頂いています）
前走で惜しい競馬をみせたランドオブラヴが嬉しい初勝利を挙げました。
馬群を割ってしっかりと伸びました。
1200mがベストで溜めればしっかりとした脚を使います。
この内容なら上のクラスでの十分に勝てるのではないでしょうか。
それにしても佐々木騎手の手綱さばきは見事でした。
ゲートの出がそれほど良くなく、想定外のレースになったと思いますが、うまく脚を溜めて直線は狭いところを割ってきました。
最終コーナーでの位置取りなんかは本当に素晴らしく、2年目とは思えない騎乗だったように思います。
ここ最近の活躍が納得できる内容でした。
ランドオブラヴ、お疲れ様でした！
※広尾サラブレッド俱楽部画像の使用許可を頂いています 。
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