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ロードサラブレッドオーナーズ 2022年度募集馬レビュー 前編

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ロードサラブレッドオーナーズの募集が開始されました!

例のごとく夫に募集馬についてレビューをお願いしましたので参考程度に見て頂ければと思います。

 

※ロードサラブレッドオーナーズから画像の使用許可を頂いています 。

 

 

NO1 イトワズマジックの21 牡

父 ロードカナロア

母 イトワズマジック

4月4日生

栗東 友道 康夫 厩舎

募集総額6,600万円

一口価格13.2万円

 

評価

A

  

短評

今回の募集馬の中で最も良く見える馬の1頭です。

馬体のバランス、筋肉の質感共に良好です。

写真だけでなく動画の動きも良く、測尺値も問題ありません。

血統的にも一流で非の打ちどころがありません。

募集価格がマイルールで定めている一口10万円を大きく超えているのだけがネックですが、価格以上の価値はあると思います。

 

NO2 キープセイクの21  牡

父 ロードカナロア

母 キープセイク

2月12日生

栗東 清水 久詞 厩舎

募集総額2,800万円

一口価格5.6万円

 

評価

D

 

短評

現状の体のバランスはあまり良く見せません。

右前の脚の造りも若干不安です。

ロードカナロア産駒の牡馬としては破格の値段ですが個人的には見送ります。

 

NO3 スターコレクションの21 牡

父 ロードカナロア

母 スターコレクション

4月7日生

栗東 牧浦 充徳 厩舎

募集総額3,000万円

一口価格6万円

 

評価

C

 

短評

 

母親は競走能力も繁殖能力も高い馬で、自身は3勝を挙げていますし、産駒も堅実に走っています。

全兄・全姉も勝ち上がっているように、この馬自身も潜在能力は高いと思います。

若干馬体がコンパクトにまとまり過ぎているような気がしないでもないです。

堅実な走りが期待できそうです。

 

NO4 パラダイスリッジの21 牡  

父 ロードカナロア

母 パラダイスリッジ

4月6日生

栗東 藤岡 健一 厩舎

募集総額3,000万円

一口価格6万円

 

評価

C

 

短評

ロードサラブレッドオーナーズではお馴染みの血統です。

同時期の比較では全兄の方が良く見えました。

現状まだまだ小柄で非力さを感じる馬体なので今後どう成長するかがポイントになりそうです。

 

NO5 フィラデルフィアの21 牡 

父 ロードカナロア

母 フィラデルフィア

3月21日生

栗東 中村 直也 厩舎

募集総額2,800万円

一口価格5.6万円

 

評価

C

 

短評

可もなく不可もなくといった感じでしょうか。

バランスや皮膚感は良好に見えます。

現状は幼さが目立つ馬体なので、これから先の成長に期待します。

 

NO6 フェリスの21 牡 

父 ロードカナロア

母 フェリス

3月18日生

栗東 杉山 晴紀 厩舎

募集総5,500万円

一口価格11万円

 

評価

B

 

短評

母は繁殖牝馬としてのポテンシャルが高く、半兄に出資しています。

この馬も馬体のバランスや皮膚感、筋肉の質は良く見せます。

ロードカナロア産駒の牡馬で、この血統なら価格は仕方ありませんが、イトワズマジックの21のようにマイルールを破ってまで出資したいほどではないのかなと思いました。

それでも良い馬だと思います。

 

NO7 フラーティングアウェイの21 牡 

父 ロードカナロア

母 フラーティングアウェイ

2月19日生

栗東 松下 武士 厩舎

募集総額3,500万円

一口価格7万円

 

評価

D

 

短評

現状は体の造りが窮屈に見え、バランスがもう一つです。

同時期の比較なら姉の方が良く見せたように思います。

現状はまだまだ幼いですし見送ります。

 

申し分のないサイズで馬体のバランスも良い馬です。

欲を言えば胸前から首にかけてもう少し伸びがあれば良かったのですが、写真の写りもあるのでそれほど気になりません。

母の産駒は安定して成績を残していますし、この馬もポテンシャルを秘めていると思います。

人気の盲点になりそうな馬ですね。

 

NO8 プリメラビスタの21 牡

父 ロードカナロア

母 プリメラビスタ

3月8日生

栗東 吉岡 辰弥 厩舎

募集総額3,800万円

一口価格7.6万円

 

評価

D

  

短評

ビワハイジの一族ですがもさっとした印象を受けました。

バランスや皮膚感はあまり良く見せません。

初仔でサイズも小柄で現状は厳しいです。

 

NO9 ブリュネットの21 牡 

父 ロードカナロア

母 ブリュネット

3月16日生

美浦 稲垣 幸雄 厩舎

募集総額2,800万円

一口価格5.6万円

 

評価

B

 

短評

見るからにパワフルな馬体が印象的です。

トモはパンパンですし、毛艶も非常に良好です。

能力は秘めていると思いますが、動画がそれほど良く見せませんでした。

写真より動画を重視しているのでその点が残念です。

 

NO10 オーシュペールの21 牝 

父 ロードカナロア

母 オーシュペール

4月29日生

栗東 四位 洋文 厩舎

募集総額3,200万円

一口価格6.4万円

 

評価

D 

 

短評

体のバランスはそれなりですが見るからに幼い体付きです。

皮膚感は良さそうですが筋肉の質があまり良く見えません。

遅生まれなのでまだまだ伸びしろは大きいと思うので、その点に期待です。

 

 

 

NO11 キャトルフィーユの21 牝

父 ロードカナロア

母 キャトルフィーユ

4月20日生

栗東 長谷川 浩大 厩舎

募集総額4,800万円

一口価格9.6万円

 

評価

C

  

短評

力強さに欠ける馬体です。

体のバランスはもう一つですが皮膚感は良く見えます。

母は重賞勝ち馬ですし、産駒成績も良好です。

今後の成長次第では面白い馬になるかもしれません。

  

NO12 プレミアムギフトの21 牝  

父 ロードカナロア

母 プレミアムギフト

3月3日生

栗東 安田 翔伍 厩舎

募集総額2,500万円

一口価格5万円

 

評価

C

 

短評

筋肉の質や皮膚感は良く見えますが、体のバランスがイマイチに映ります。

血統的にはダノンプレミアムの近親でこの馬自身もポテンシャルを秘めていそうです。

まだまだ伸びしろは大きいと思うので今後の成長が楽しみです。

 

NO13 メヌエットの21 牝 

父 ロードカナロア

母 メヌエット

5月13日生

栗東 田中 克典 厩舎

募集総額3,000万円

一口価格6万円

 

評価

C

 

短評

5月生まれで現状は幼さが目立つ馬体です。

それでも体のバランスは悪くありません。

これから大きく変わってくると思うので、成長次第では面白いと思います。

血統的にも筋の通った馬なので期待できそうです。

 

NO14 ラコロネルの21 牝  

父 ロードカナロア

母 ラコロネル

2月18日生

栗東 中内田 充正 厩舎

募集総額5,500万円

一口価格11万円

 

評価

B

 

短評

母は米G1を制した名牝で、血統背景は素晴らしいです。

馬体を見ても力強さを感じますし均整の取れた馬体です。

皮膚感はもう一つですが、筋肉の質は良さそうですので期待できるのではないでしょうか。

 

NO15 フライングティパットの21 牡

父 Kitten's Joj

母 フライングティパット

2月8日生

栗東 友道 康夫 厩舎

募集総額5,500万円

一口価格11万円

 

評価

C

 

短評

グランアレグリアの近親にあたる外国産馬です。

全体的にもさっとした印象を受ける馬体です。

皮膚感や筋肉の質は良好に見えますがバランスは今一つです。

金額的にも個人的には見送ります。

 

 

 

高額馬が順当に良く見えました。

特にイトワズマジックの21はこれまで見てきたロードカナロア産駒の中でも上位に入るくらい素晴らしい出来だと思います。

金額がマイルールの上限を超えているのでその点がネックですがそれを踏まえても検討したい馬ですね。

 

 

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