7月13日、14日にセレクトセールが開催されました。
国内最大のセールということで毎年注目していますし、ディープインパクト産駒が今回で最後ということで、当歳セッションの売行きがどうなるかも注目していました。
結果は、
7月13日 1歳セッション
上場数249頭
取引総額104億2800万円
平均落札価格4554万円
7月14日 当歳セッション
上場数226頭
取引総額83億3400万円
平均落札額4105万円
でした。
この結果はなかなか驚きました。
1歳セッションはディープインパクト産駒が上場されていたので、この結果も分からないでもないのですが、当歳セッションの取引総額には驚きました。
ディープインパクト産駒がいなくてもこれだけの金額を叩き出すのだから、社台グループ恐るべしですね。
種牡馬別に見ると、ハーツクライ産駒が36頭で27億1800万円、ディープインパクト産駒が12頭で24億9700万円、その後にロードカナロア、ドゥラメンテと続くようです。
落札者別に見ると、(株)ダノックスが9頭で11億4500万円、金子真人ホールディングス(株)が15頭で10億6500万円、麻布商事が9頭で10億5400万円です。
お金持ちにコロナ禍なんて全く関係ないのだなという印象です。
セレクトセールは社台グループの一大イベントですが、ディープインパクト産駒だけでなく、多くの種牡馬から億超えの落札馬が誕生し、平均落札額がそれほど落ち込んでいない点を見ると、来年以降も期待できそうです。
それだけ、このセールに上場される馬のレベルが高く、結果を出しているということでしょう。
社台グループ一強は面白くないという意見もあります。
確かにその意見も分からなくはないですが、現在の社台グループの位置というのは企業努力の賜物であることを忘れてはいけないでしょう。
他のライバル牧場も、社台グループに追いつけ追い越せで頑張って欲しいですね。
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