イクイノックス
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています 。
8月28日 新潟5レース 2歳新馬 芝1800m 1着
8/28(土)新潟5R メイクデビュー新潟〔芝1,800m・15頭〕優勝[2人気]
まずまずのスタートから行き脚を付けて、道中は好位からレースを進めます。
直線では馬場の3分所からジワジワと脚を伸ばし、残り200m辺りで先頭に立つと、そのままグングン後続との差を広げて、2着馬に6馬身差を付ける圧巻の走りで、見事に初陣を勝利で飾っています。
調教助手
「おめでとうございます。
新潟競馬場までの輸送でトレセン出発時よりも少し馬体が減ってしまいましたし、元々線の細い馬ですから、ルメール騎手は跨った瞬間、
『細いけど大丈夫?』
と言っていました。ただ、
『走り出せば感触は良かったですし、今年乗った新馬の中でもかなりフットワークが良い馬だなと感じました』
と話していました。
スタート後はスッと行き脚が付いて、良いポジションからレースを進めることが出来ましたが、他馬を大きく気にするような面は見られず、落ち着いて追走することが出来ていましたね。
跳びの大きい馬ですが、ジョッキーのアクションにもスッと反応してくれましたし、直線でスピードに乗ってからはグングンと後ろとの差を広げてくれて、本当に強い内容で勝ってくれました。
パドックでは前に牝馬が歩いていたので少し馬っ気を出す場面はありましたが、変に気持ちが昂ることはなかったですね。
また、まだ馬体に緩さを残すので、力の要るウッドチップだとすぐに反応できず、追い切りでは加速して行くのに少し苦労する部分があったものの、軽い芝だとそのようなところは見られず、本番で良い方に変わってくれて良かったです。
『スタートは良かったですし、道中は真面目に走ってくれました。まだ緩いところがあるものの、ちゃんと反応して脚を伸ばしてくれましたし、フットワークからも能力を感じますから、これから成長してくれば楽しみですね』
とジョッキーは好感触でした。この時期ですし無理する必要はないですから、トレセンに一旦戻すよりも輸送の負担が少なく済むため、レース後は直接ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」
(シルクホースクラブHPから転載。シルクホースクラブから許可を頂いています)
抽優権を使って獲得したイクイノックスのデビュー戦です。
ある程度調教でもいい動きをみせていましたし、他にも素質馬はいましたが良い走りができるとは思っていました。
ただ、新馬の場合、調教とレースがリンクしない場合もよくあるので期待と不安が半々な状態でした。
パドックの雰囲気は、見栄えのする馬体ですが線の細さが目立っていてこれからの馬だなという印象を受けました。
レースではスタートを決めて、一瞬逃げるのかなと思いましたが、ルメール騎手は逃がさずに好位からのレースを選択しました。
この選択は、今後のイクイノックスにとって大きなプラスになるでしょう。
新馬戦にしてはある程度ペースは流れていましたが、手応えは終始楽で、直線も持ったまま差を詰め始めました。
ルメール騎手がゴーサインを出すと反応して、後続との差をグングン広げ圧勝しました。
新潟競馬場だけに時計を鵜呑みすることはできませんが、勝ち時計、上がりとも優秀でかなりの素質を感じさせる内容でした。
次走の内容次第では、クラシック戦線の主役になれる可能性もあるのではないでしょうか。
イクイノックス、お疲れ様でした!
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています 。
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