コロナの影響は気になるところですが、先週行われた重賞レースを振り返ってみたいと思います。
ちなみに私が注目した馬はそれぞれ7着1着4着という結果でした。
3月20日 中山11レース フラワーカップ
私の注目馬 ポレンティア 7着
勝ち時計1分48秒2 前半4ハロン47.6秒 後半4ハロン49.0秒
このレースは、レースの前半4ハロンが後半より1.4秒早く、平均よりやや流れた展開になりました。
私の注目したポレンティアは、前走スタートがあまり良くありませんでしたが、今回はスタートも出て先行集団につけることができました。
道中はとてもリズムよく追走できていたので、勝てるのではないかと思いましたが、直線では窮屈なところに入り、何度も他の馬に接触していたように見えました。
それでも本当はもう少し伸びてくれるかなとは思いましたが、不完全燃焼な競馬になってしまいましたね。
勝ったアブレイズは2月に新馬勝ちしてここに挑んだのですが、キャリアの浅さが嫌われ12番人気の低評価でした。
でもレースっぷりはセンスが良くて長く足を使うタイプの仔かなと思いました。
新馬勝ち後に重賞を勝つのは凄いことですよね。
また2000mでも勝っているのでオークス路線で面白そうですね。
藤井騎手はこれが重賞初制覇ということでおめでとうございます!
藤井騎手はオーストラリアで騎手免許を取得し、世界各国で経験を重ね、JRA騎手試験を突破した珍しい経歴のジョッキーです。
これまでたくさん苦労した分、これからの活躍を期待しています。
3月22日 阪神11レース 阪神大賞典
私の注目馬 ユーキャンスマイル 1着
勝ち時計3分3秒0 前半5ハロン1分2秒6 中盤5ハロン1分0秒3 後半5ハロン1分0秒1
このレースは、スタート直後に波乱がありました。
圧倒的人気のキセキがスタートで大きく出遅れてしまいました。
さすがにあれだけ出遅れると厳しい戦いになりますし、その後も暴走するように脚を使い、直線では後退してしまいました。
出遅れは練習である程度は矯正されるかもしれませんが、騎手とのリズムが合わなかったという気性面の課題は本番にむけて大きな不安だと思います。
勝ったユーキャンスマイルは右回りがあまり良くないのではと言われていましたが、結果的には何の問題もなく圧勝と言えるでしょう。
勝ち時計も良く、瞬発力だけでなくある程度タフさも問われるレースだったので、ここで結果を出せたことは大きいと思います。
本番は他にも強敵が出走してくると思いますが、現時点では最有力候補と考えてもいいのではないでしょうか。
3月22日 中山11レース スプリングS
私の注目馬 ファルコニア4着
勝ち時計1分49秒8 前半4ハロン50秒5 後半4ハロン46秒6
フラワーカップと同じコースで行われたスプリングSですが、レースの質は全く異なるものになりました。
前半がかなりスローで流れ、後半の瞬発力争いになりました。
私の注目馬ファルコニアは、おそらく瞬発力より良い脚を長く使うタイプの馬なので、今回流れが合わなかったと思います。
また、スタートもあまり良くなかったので、力負けというないようではなかったと思います。
圧倒的人気のヴェルトライゼンデに関しても、スローより流れたレースの方が力を発揮できるタイプと思いますので、本番の厳しい流れでは今回とは違った結果を期待できるのではないでしょうか。
勝ったガロアクリークは水仙賞で4着に敗れた後の参戦でしたが見事に差し切りました。
この仔の力を発揮するのに最適なレース展開だったんでしょうが凄い脚でしたね。直線に向くとあっという間に有力馬を飲み込んでしまいました。
キンシャサノキセキ産駒でこれだけ距離が持つ馬も珍しいですね。
距離的にも皐月賞はギリギリではないかと思いますが、切れ味勝負になれば頑張れるかもしれませんね。
ライル・ヒューイットソン騎手は日本に慣れてきたのか、早くも重賞を勝ちました。
さすが世界の一流騎手ですね。
日本の若手ジョッキーも決して技術が劣っているとは思いませんので、追い付け追い越せで頑張って欲しいと思います。
ランキングに参加しています!
クリックお願いします!