前回の2013年産に続いて、今回は2014年産の出資馬について紹介します。
この年は昨年より1頭多い4頭に出資しました!
キンナリー(2014年産)
2014年産で一番気になったのはこの仔です!
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています
父 ディープブリランテ
母 カラヴィンカ(母父Bernardini)
美浦 田島俊明厩舎
募集総額1200万円
通算成績5戦0勝(地方2戦0勝)
獲得金618万円
とても品のある馬体と顔付に惹かれて出資しました。
母親のカラヴィンカは大種牡馬タピットの妹で血統背景が良く、価格も非常にリーズナブル、馬体も良しですから非常に期待しました。
今見てもとても良いバランスで綺麗な馬ですね。
この仔も調整が順調にできたとは言えず、デビューは年明け3月の未勝利戦になりました。
既走馬相手ということもあり、どれだけ走ってくれるかなという思いで見ていたのですが、道中後方追走し捲るように上がっていき、直線でもまずまずの伸びで3着に入線しました。
これならすぐに勝てると思いましたが、中央競馬ではその後3着2着とあと一歩届かない競馬が続きました。
中央競馬では勝てなかったですが、戦績を評価され地方競馬で走ったのですが、地方でも3着2着と勝てずに引退となりました。
今は繁殖入りして昨年ドレフォン産駒の牝馬を出産したみたいです。
間違いなく能力は高かったと思います。
母親として活躍してほしいですね、お疲れさまでした。
いい思い出をありがとう!
バレーロ(2014年産)
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています
父 ヴィクトワールピサ
母 ベルベットローブ(母父Gone West)
栗東 高野友和厩舎
募集総額3500万円
通算成績26戦2勝(3月4日現在)
獲得金5330.7万円(3月4日現在)
この仔は母系に活躍馬が多く、兄弟のほとんどが勝ち上がっており、上級クラスで活躍している馬もいるということで決めました。
我が家の仔達はなかなか順調に調整できない仔が多かったのですが、この仔は順調に調整が進み2歳の7月に中京でデビューしました。
しかもデビュー戦では武豊騎手が乗ってくれました。
結果は5着でしたがなかなか見所のあるレースをしてくれて、勝ち上がりはできるだろうと思いました。
続く2戦目は2着に敗れるも3戦目のダート戦で初勝利をあげました。
昇級してからは苦しい競馬が続いていましたが、徐々に安定して力を発揮できるようになり、一昨年の秋モレイラ騎手で久しぶりに勝ちました。
続く昇級戦も2着に健闘し、今後を期待しましたが、なかなか思うような結果が出ず、今は障害レース出走に向け準備中です。
この仔はとても丈夫で、これまで大きな怪我無くコツコツと走ってくれています。
賞金も募集価格を超え、我が家の仔の中では最多出走記録を持っています。
今後も、怪我には気を付けてまだまだ現役で頑張ってほしいと思います。
フィールザフォース(2014年産)
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています
父 ワークフォース
母 シャンパンマリー(母父タニノギムレット)
美浦 大竹正博厩舎
募集総額2200万円
通算成績1戦0勝
獲得金80万円
改めて写真を見ても凄い筋肉ですよね。
母父のタニノギムレットが強く出ている馬体だと思います。
この仔も足が丈夫とは言えず、デビュー前に骨折もありました。
そんなこともあり、デビューは3月末の未勝利戦で、調整過程からもレースになるか不安でした。
それでも、直線は猛然と追い込んできてくれたので、勝ち上がれると思ったのですが、まさかの骨折。
復帰まで半年以上かかるということで引退になりました。
本当に個性的な仔だったのですが、1回しか走ることができませんでした。
でも今は福島県にいて、伝統神事「相馬野馬追」で総大将として行進したみたいです。
元気そうでとても嬉しいです。
本当にお疲れさまでした。
いい思い出をありがとう!
ラバピエス(2014年産)
※シルクホースクラブから画像の使用許可を頂いています
父 タートルボウル
母 サルスエラ(母父マンハッタンカフェ)
美浦 大久保龍志厩舎
募集総額2500万円
通算成績15戦2勝(地方1戦0勝)
獲得金4059.9万円
とてもかわいい顔つきをしていますね。
この仔は、大魔神佐々木さんの所有馬で5勝を挙げたヴェルステルキングの弟でカタログ写真も品があったので出資を決めました。
この仔もバレーロと同じく順調に調整され、2歳7月のデビュー戦で5着、続く2戦目でしっかり勝ち上がりました。
その後特別競走でも好走し、今後の飛躍を期待したのですがそこから数戦良い成績を残すことができませんでした。
それでも、地方交流競走で3着に好走後2勝目を挙げ、昇級戦では慣れるまで時間を要しましたが2着4着と好走できるようになりました。
そしてクラス編成で降級し、初戦を2着としてさあこれから、というところで骨盤骨折をしてしまい、起立不能な状態となり安楽死処置となりました。
今まで出資した仔でここまで大きな怪我は初めてで、安楽死になることも初めてでとても悲しいです。
この業界ではこういったことは絶対にあることなので、覚悟はしておかないといけないのですが、実際にそうなると悲しいですよね。
夫も前職で何度かそういった場面に遭遇したみたいで、本当にやるせない気持ちだったみたいです。
良い成績を残してくれると嬉しいですが、それよりも無事にレースを終えてほしいと改めて思いました。
いい思い出をありがとう。
心からご冥福をお祈りします。
母父のタニノギムレットが強く出ている馬体だと思います。
この仔も足が丈夫とは言えず、デビュー前に骨折もありました。
そんなこともあり、デビューは3月末の未勝利戦で、調整過程からもレースになるか不安でした。
それでも、直線は猛然と追い込んできてくれたので、勝ち上がれると思ったのですが、まさかの骨折。
復帰まで半年以上かかるということで引退になりました。
本当に個性的な仔だったのですが、1回しか走ることができませんでした。
でも今は福島県にいて、伝統神事「相馬野馬追」で総大将として行進したみたいです。
元気そうでとても嬉しいです。
本当にお疲れさまでした。
いい思い出をありがとう!
まとめ
2014年産のバレーロはまだ現役で活躍してくれています。
とても丈夫な馬で調整も順調にできます。
これは凄いことで、出資者としては一番嬉しいことではないでしょうか。
改めて順調に調整できることの大切さを痛感しました。
今度も全馬が無事に競争を終えることができるよう心から祈っています。
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