誰も書かなかった武豊 決断
競馬ファンじゃなくても知っている騎手「武豊」。
他にこんな騎手はいないのではないでしょうか?
私の夫は、会社の面接試験で尊敬する人物を質問された時、「武豊騎手です。」と答えるくらい武豊騎手の事が好きです。
私自身は、競馬を見始めたのが愛馬を応援するようになってからですが、その前から「武豊」という名前は知っていました。
だけど、武豊騎手がどれほどの実績を残し、どれだけ偉大な記録を打ち立ててきたかは全く知りませんでした。
この本を読んで、武豊騎手が騎手としてどれだけ輝かしい実績を残してきたかがよく分かりますし、彼の仕事に対する向き合い方等武豊騎手の凄さを感じることができました。
武豊がなぜ天才と言われるのかが少し分かった気がします。
落馬事故や、スランプと言われるくらい勝鞍が激減する等どん底を味わいながらも、逆境から這い上がってきたというのは、並大抵の努力ではないと思います。
そんな苦しい姿を見せずに、いつもにこやかな笑顔をみせる武豊騎手は人として本当に尊敬できますよね!
一時期の活躍から考えると、勝利数等は少し寂しい状況ですが、ここ最近は勢いが戻ってきたかのように勝っていますし、武騎手が活躍すると競馬も大いに盛り上がります。
私自身は武騎手がリーディングを取ったところを見たことがないですが、「是非見てみたい!」と思うくらいに、この本を読んで武騎手のファンになりました。
過去の名馬(オグリキャップ、メジロマックイーン、サイレンススズカ、ディープインパクト等)のことにも触れられているので、ベテランの競馬ファンが読んでも読みごたえはあると思いますが、武豊騎手の活躍を知らない最近の競馬ファンには是非とも読んで欲しいと思う内容でした。
また、競馬ファンのみならず、人生にも活かせるような内容が多くあり「ビジネス書」「啓発本」としての面も持ち合わせていると思いますので、競馬に興味がない人が読んでも参考になるのではないでしょうか。
50歳を過ぎた現在でも高いモチベーションを維持して、第一線で活躍し、世界を飛び回る武豊騎手を今後とも応援していきたいと思います。
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誰も書かなかった武豊 決断
著者 島田明宏
発行 徳間書店
発売日 2014/4/16
価格 1430円
ページ数 253ページ
おススメ度 星5つ!!
著者の島田明宏氏は武豊騎手の20年来の友人で、そんな著者だから知っている事が書かれていてとても読みごたえがありました。
私は、時間を忘れて一気に読破してしまいました。
もちろんおススメ度は星5つです!
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